ショートポジションの解消
◆ 2008年1月31日 04時15分
米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を現行の3.50%から0.50%引き下げ
、3.00%に決定した。
米国株式相場はこれを受けて、ショートポジションの解消が加速。
ダウ平均は一時12,700円に迫る場面が見られたが、戻り売りに押されてマイ
ナス圏に沈んでいる。米金融保証会社株が引けにかけて急落。
今日にも格下げとの情報が伝わったうえ、S&Pが欧州5行の格付け見通し
を「ネガティブ」に引き下げたことを受けて、グローベックス米国株先物は
軟調。
NYダウ戻り節目の12,500ドルを回復したことで買い意欲が回復、ナスダック
も2,400ポイント上抜きトライの流れになっている。
昨年末から続いた下落トレンドの値幅は大きく、上昇余地は大きい。
短期的な上昇トレンド発生と判断。
グローベックス米国株先物
■ 30日の日経平均株価は上値の重い展開。
13,600円〜13,750円レベルの戻り節目に近づく水準では買い方が慎重になっ
ているようだ。グローベックス米国株先物の下落を受けた動きだが、昨日の
米国株式相場の上昇でCMEの戻りが鈍くなった水準と一致している。
29日の米国株式市場はちょうど節目手前で様子見ムードが強くなり、節目を
つついて引けているが、続伸すれば完全に上昇トレンド発生と判断される。
ここ数日のNY株式相場は、経済指標への反応がやや鈍く、米FOMCにお
ける追加利下げ幅が最大の焦点となっていることを浮き彫りにする相場展開
となっている。市場ではほぼ0.50%の利下げを織り込みつつある。
昨年末から継続しているトレンドの下落幅が大きく、短期的なリバウンド相
場を形成しているため、売り込み難さがある。
今週は、米国の景気減速がどの程度厳しいもので、米国金融当局がどのよう
な対応を示すかを評価するうえで、極めて重要な1週間だ。
相場全体を巻き込むリバウンド
◆ 29日の日経平均は390円上昇しているが、個別で見ると温度差があり、
相場全体を巻き込むリバウンドに発展してはいない。
仕手株・超低位株などが一部物色されているが、試しの大口買いが入っても
値動きの悪かった銘柄はまとめて売られるという選別色の強さが印象的だ。
T1優良株においては、決算発表シーズンとあって業績による2極化も進
んでいる。日本郵船 (9101)は市況上昇の恩恵を受けて通期見通しを上方修正
しており、同じ海運セクターの川崎汽 <9107>、商船三井 <9104>などが連想
買いの対象となっている。
29日の米国株式市場はNYダウ、ナスダックともに堅調。
寄り付き直後は前日比マイナス圏まで売られる場面が見られたものの、米連
邦公開市場委員会(FOMC)が追加利下げを決めるとの期待から、銀行や
保険、住宅建設株に引き続き買い戻しが入った。
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